債務整理をすると、購入したマイホームに住み続けられるのか気になる人も多いでしょう。

住宅ローンの返済が残っている場合でも、持ち家を手放さないで済む方法があります。
ここでは、債務整理をした際、持ち家にどんな影響があるのか、簡単に説明します。

★自己破産すると持ち家は手放すことになる

自己破産をすると、持ち家を残すことは難しいでしょう。
自己破産は、持っている財産は処分して借金の返済にあて、それでも足りない分は免除してもらうという制度です。
持ち家があれば、ローンの有無に関わらず、没収または処分されてしまいます。

★任意整理や個人再生では持ち家を残せる

債務整理のなかでも、任意整理や個人再生を選んだ場合、持ち家を残せる可能性はあります。

任意整理の場合、債務整理する借金を選ぶことができます。
たとえば、カードローンは任意整理をして、車や住宅ローンは任意整理しないなどの選択が可能です。
住宅ローンが残っていても、任意整理の対象から外せば、持ち家は手放さずに住み続けることができます。

住宅ローンを完済していた場合は、任意整理をしても財産への影響は全くないため、持ち家が没収されることはありません。

住宅ローン特則を利用して持ち家を残す

個人再生の場合、「住宅ローン特則」を利用すれば、持ち家を残せる可能性は高いでしょう。
住宅ローン特則とは、住宅ローンだけ特別に除外して債務整理することができるという、個人再生だけに認められた制度です。
住宅ローンの支払いを今まで通り継続することで、マイホームに住み続けることができます。

住宅ローン特則が認められるには、「自分名義の持ち家であること」「住宅ローンを利用していること」「住宅用の建物であること」などの条件を満たす必要があります。
土地だけの場合や別荘用の住宅は該当しません。住宅ローンの支払いが終わっている場合も、適用ができません。

住宅ローンを完済していた場合は、個人再生をすると、持ち家を残すことは現実的に難しいでしょう。
個人再生には、持っている財産の価値以上に借金を返済しなければならないという決まりがあります。
1000万円の価値がある住宅を持っていれば、借金は1000万円までしか減額できず、結局は、自宅を処分しなくてはなりません。

★まとめ

自己破産をすると、持ち家を手元に残すことは難しいでしょう。
任意整理や個人再生を選択すると、住宅ローンが残っていても持ち家を残せる可能性はあります。
任意整理では住宅ローンを債務整理の対象から外し、個人再生では「住宅ローン特則」を利用すると良いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です