債務整理をすると、「持っている車はどうなるんだろう?」と疑問に思う人も多いでしょう。
債務整理の中でも、車をそのまま手元に残せる方法があります。

ここでは、どのような方法で債務整理を行うと車が残せるのか、あるいは車を処分しなければならなくなってしまうのか、簡単に説明します。

債務整理の種類

まず、債務整理には大きく3つの方法があります。「任意整理」「個人再生」「自己破産」です。
借金をたくさん減らすことができる方法であればあるほど、所有する財産への影響も大きくなります。

以下では、債務整理の種類別に車への影響を見ていきましょう。

★任意整理は車を残せる

債務整理のなかでも、任意整理を選ぶと、車を残せる可能性は十分にあります。

まず、車のローンを完済していた場合、任意整理しても所有する車への影響は全くありません。
任意整理は、財産のあるなしに関わらず行うことができる債務整理の方法です。財産を処分する必要もなく、財産への影響は全くありません。

車のローンが残っていた場合も、自動車ローンだけ任意整理の対象から外せば、車が没収されることはありません。
整理する対象を選んで債務整理することができるというのが、任意整理の大きな特徴です。

個人再生、自己破産では車を残すことは厳しい

任意整理のなかで、個人再生や自己破産を選んだ場合、所有する車を手元に残すことは難しいでしょう。

まず、個人再生の場合、財産を処分する必要はありませんが、所有する財産をお金に替えた価値以上の借金を返済しなければならないという決まりがあります。
例えば、借金が200万円あるAさんとBさんが、個人再生をしたとします。財産がないAさんは、借金を100万円まで減額できるのに対し、150万円の価値がある車を持ったBさんは、150万円までしか借金を減額できません。
結果として、車を処分して借金返済に充てなくてはならないでしょう。

また、自己破産を選んだ場合、20万円以上の価値がある財産は、最低限必要なもの以外、処分してお金に替えなければなりません。
車も査定額が20万円を超えれば処分の対象となるため、手元に残すことは難しいでしょう。

どちらの方法でも、車のローンが残ってしまっている場合には、車はローン会社に引き上げられてしまいます。個人再生や自己破産の場合、車のローンを始め、特定の借金を債務整理の対象から外すことはできません。

まとめ

債務整理の中でも、任意整理は所有する車を手元に残せる可能性が高い方法です。
自動車ローンが残っていた場合は、任意整理の対象から自動車ローンを外すようにしましょう。
個人再生や自己破産の場合は、車を手放さなくてはならない可能性が高いでしょう。

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